ドライヤーでもホバークラフト

もっとパワーを!

ドライヤーホバークラフト

風船を風力源にすると簡単に作れますが、どうしても稼働時間が限られてきます。
次はさらに強力な、100ボルトの電源で動くホバークラフトを作ってみましょう。

家電製品で空気を出す物はいろいろとありますが、軽量で且つ強力な風を出せるドライヤーを風力源にして、ホバークラフトを作ってみましょう。
ドライヤーが一つあれば、電源、モーター、プロペラ(ファン)などの部品が全てそろうので、後は台座を用意してやるだけで大丈夫です。

用意する物

・ドライヤー
・紙皿×3枚
・紙コップ×1
・ガムテープ

1.紙皿を重ねる

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紙皿を三枚重ねて貼りつけ、構造を強化します。
中心にドライヤーを装着しても、へたれずに耐えられる強さを持たせましょう。
それでも強度が足りなければ、枚数を増やすか、ガムテープを周囲に貼って補強します。

2.送風口を空ける

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紙皿の中心に紙コップの口を当て、縁をなぞって線を引きます。
線に沿って、三枚の紙皿を切り抜いて穴を開けます。
紙コップは底の部分を切り抜いて筒にします。

3.組み立てる

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紙コップをアダプターにして、ドライヤーの口と紙皿の穴を接続します。
両方の口を、テープでがっしり固定すれば完成です。

アダプターの意味

ドライヤーホバー 断面図

アダプターを付けるのは、ドライヤーのハンドルをたたんだ状態で紙皿に接続できるようにするためです。

紙皿の穴に噴き出し口を直接当てる形にすると、どうしてもハンドルは開いた状態にしなくてはいけません。
しかし、これでは重心がハンドルの方に偏り、バランスが悪くなって浮くことが出来なくなります。

アダプターを付けることによって、ハンドルを畳んだ状態で装着できるようになります。
これなら、重心は紙皿の中心になり、安定して浮くことが可能になります。
ハンドルが無かったり、ハンドルを畳んでもそのまま装着できるドライヤーの場合は、アダプターは無くても大丈夫です。

いざ起動

床にホバークラフトを置き、ドライヤーのプラグをコンセントに挿してスイッチを入れます。
ドライヤーに冷風設定があれば、そちらを使いましょう。
大量の風が出ればよいので、熱い風を出す意味はありません。

ただし、冷風設定は弱いことがあるので、浮かないようなら風が一番強い設定に変えます。
その場合は、床へのダメージ、火災などに注意し、熱くなりすぎる前にスイッチを切るようにしましょう。

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