ツルグレン装置を作ってみよう
お手製本格派実験装置の作り方
ツルグレン装置はちゃんとした物も売っていますが、実験器具として買うとそれなりの値段がします。
ただし、自分で作ろうと思えばほぼ0円で製作できます。
ツルグレン装置の基本は「漏斗状の入れ物」です。
この形さえあれば、材料は何でもOKです。
今回はうってつけの形状をしているペットボトルを使ってみましょう。
用意する物
・1.5lのペットボトル
・プラスチックコップ
・黒い紙
・電気スタンド
・消毒用アルコール
・ハサミ ・カッターナイフ
1.「漏斗」を作る
ペットボトルの先端から3分の1程度の部分を切断します。
ペットボトルの何でもよいのですが、できれば丸いものが良いでしょう。
頑丈な炭酸飲料用の物がベストです。
2.台を製作する
コップの先端1cmぐらいを切り落とします。
この切り落とした先端部が、落ちて来る生き物をキャッチする受け皿になります。
残った部分は、じょうごを支える台座になります。
口の部分を下にして、切り口にペットボトルの首を差し込みます。
中に土を詰めても、グラグラせずに安定するように、切り口の広さを調節します。
中に差し込んだペットボトルの口が、下に置いた受け皿から5mm程度の高さになるように、台を切って高さを調節します。
ペットボトルの口と受け皿の距離が開いていると、落ちてきた生き物がうまく入らない可能性があるからです。
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